*丸塚古墳「国指定史跡」(まるつかこふん)
城陽市北部、木津川右岸の丘陵地に作られた古墳で、5世紀前半に作られた古墳です。前方部が短い帆立貝形の前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)で全長は104m、墳丘長は80mです。久津川古墳群を構成する古墳の一つで、国の史跡に指定されています。

古墳丘には葺石(ふきいし)「古墳の墳丘斜面などに敷き詰められた礫(れき)」と埴輪(はにわ)の列があり、家型埴輪か5基以上発見されており、そのうち1基は高さが1mある大型の家型埴輪(いえがたはにわ)が丸塚古墳から出土しています。築造時期は「久津川車塚古墳」と同時期で久津川車塚古墳を築いた大首長の地域支配を支えた最も有力な首長と考えられます。現在は、畑の中にある丘とゆうような感じになっており古墳の中に立ち入るのは、無理な状態です。

基本情報
・所在地 京都府城陽市平川車塚
・アクセス 近鉄京都線「久津川駅」下車 徒歩約9分
コメント