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京都府宇治市・宇治上神社

宇治上神社(うじがみじんじゃ)「世界遺産」

宇治川の東岸にある朝日山の麓には神社建築では、日本最古の本殿を持つ宇治上神社「古都京都の文化財」が鎮座する、宇治上神社とは宇治平等院の鎮守社建物と土地を守る神様を祀った神社)であり平安時代より今に続く約1000年以上の歴史を持ちます。拝殿は、縋破風(すがるはふ)と言う屋根の建築法によりとても美しく、円錐(えんすい)の「清めの砂」として二つの盛り砂が奉納されています。拝殿は国宝として国の指定をされており、鎌倉時代の桧(ヒノキ)が使われており、鎌倉時代の優れた神社建築物である。本殿(国の国宝に指定)は拝殿の奥にあり平安時代後期の神社としては、日本最古であり、当時の材木が使われ一間社流造りの三殿からなり、左(菟道稚郎子)右(仁徳天皇)の社殿が大きく真ん中(応神天皇)の社殿が小さいのが特徴的です。祭神は、菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)、父・応神天皇、兄・仁徳天皇を祀る。重要文化財の本殿の扉絵には、平安時代の童子像が描かれています。境内には宇治七名水の「桐原水」(きりはらすい)が現在も湧き続けています。(他の六水は枯れてしまっています)かつて「宇治」はうさぎの道と呼ばれていました「菟道」(うじ)と書きます。その事より宇治上神社の紋(もん)がうさぎになりました。

*兎道稚郎子(うじのわきいらつこ)応神天皇の皇子。多くの典籍(てんせき)「書籍」を学び、父の信任も厚く皇太子になったが、父帝の死後、兄の大鷦鷯尊(おおさざきのみこと)「仁徳天皇」に皇位を譲るために自殺した

*仁徳天皇(にんとくてんのう)4世紀〜5世紀前半に実在した可能性のある天皇。日本の16代天皇、日本書記での名前は大鷦鷯尊(おおさざきのみこと)と呼ばれ、業績から聖帝(ひじりのみかど)とも言われる

*応神天皇(おうじんてんのう)記紀で第15代天皇。仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の第4皇子

*基本情報

・所在地 〒611-0021 京都府宇治市宇治山田59

・アクセス ・JR奈良線宇治駅 下車 徒歩20分 ・京阪宇治線宇治駅 下車 徒歩10分

・拝観時間 9時〜16時30分(16時30分完全閉門) 自由拝観 

     

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