仮称「京都府城陽市 プレミアム・アウトレット」
三菱地所株式会社ならび三菱地所・サイモン株式会社が、2024年の春に開業をめざして京都府城陽市に大規模なアウトレットモールの開発を進めていたが、新名神高速道路の事前調査で確認できなかった硬い岩の層が見つかった事や地盤改良の範囲の増加、新型コロナウイルスの影響で建築資材の供給が遅れたなどの原因で開業予定を2025年の春に変更しました。開業に合わせて新名神高速道路の「城陽JCT・IC」と「大津JCT」間が開通予定です。これまで京都に大型アウトレットの存在がなかった事から、府民にとって待望の開発と言えます。京都府南部に位置する城陽市は、京都と奈良の中間にある事から、「五里ごりの里」と呼ばれ古墳や史跡や社寺が多く存在する歴史の町として知られ、抹茶の原料となる甜茶の産地としても有名です。そんな城陽市に誕生するアウトレットモールは東部丘陵地・長池先行整備地区「令涼つむぎエリア」に計画されています。最寄り駅はJR奈良線「長池駅」になり、駅から徒歩約15分の場所となります。京都府立木津川運動公園の東側一帯となり、JRの便の本数も奈良線の複線化が進みダイヤの改正が進むなか、アウトレットの完成に伴い駅からのバスの運行も整備される予定です。また自家用車でのアクセスは格段に便利になります。着工が遅れている新名神高速道路の開通によって府民はもちろん、神戸・大阪方面や名古屋方面からの集客が見込め期待が大いに持てます。
*城陽市のアウトレットモールは、開発面積約254000平方メートル、店舗面積約3万平方メートル。店舗数150店舗・駐車場台数約4000台です。新名神高速道路に近接しているため広域からのアクセスが容易です。これは、関西最大級を誇る大阪府泉佐野の「りんくうプレミアム・アウトレット」・兵庫県神戸市の「神戸三田プレミアム・アウトレット」に勝るとも劣らないスケールです。大津ー城陽間の新名神高速道路が開通し、関西最大級のアウトレットモールが誕生することで、魅力的で活気のあふれる町が誕生しそうな城陽市です。とりわけ計画地域周辺の地価は、市内の中でも高いとは言えないが、アクセスの改善などによりこれからの伸びしろを踏まえれば、期待せずにはいられないエリアでしょう。
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